20代はお肌のハリ・ツヤで輝いていて、たるみやほうれい線などとは無縁に思えますよね?
でも、目に見える変化はなくても、20代のお肌の内側では確実に老化が進んでいます。
そこで今日は、ナールスエイジングケアアカデミーの
「20代のほうれい線予防|30代以降の美肌キープのコツ!」を参考に、30代以降にほうれい線で悩まないために、20代からできる予防と対策をご紹介します。
20代のほうれい線予防の基本
ほうれい線ができる原因は、「顔のたるみ」です。だから、20代のお肌でほうれい線が目立つという人は少ないはずです。
でも、もしあなたが20代で、ほうれい線が目立っているなら、その原因は、お肌の乾燥や頬杖をつくなどの姿勢の悪さ、急激なダイエットなど日常生活や食生活によるものがほとんどです。
だから、「バランスのよい食事と摂り方」「十分な睡眠をとる」「適度な運動」「正しい姿勢を意識する」ということが、20代のほうれい線予防ではとても大切です。
食生活で気をつけるポイント
ポテトチップスや唐揚げ、とんかつなど揚げ物ってホント美味しいですよね。
油を使った料理を食べる時は、「良い油」で「作りたて」のものを「適度」に食べるようにしましょう
古い油だったり、調理後長い時間が経っているものは、酸化していることがあります。酸化した物質はからだの中の活性酸素を増やす原因なので、お肌にあるコラーゲンやエラスチンがダメージを受けるリスクが高くなります。
また、油ものには動物性脂肪や、たんぱく質と糖が加熱されてできるAGEs(終末糖化産物)が多く含まれています。AGEsはからだの「糖化」を招きます。糖化もお肌を老化させる原因の一つです。
つまり、お肌が酸化や糖化しないよう気をつけることが、ほうれい線の予防につながります。
甘いものを食べ過ぎず、肉・魚・大豆食品をバランスよくとって、ビタミンA、C、E、B群などのビタミン類もしっかり摂りましょう。
特にオススメなのが、オメガ3脂肪酸を含む食べ物です。イワシ、サバ、ウナギ、マグロなど手軽に食べられる食材に豊富ですよ。
もし食べ物から摂るのが難しければ、サプリメントで上手く取り入れるのもよい方法です。
質の良い睡眠をとるポイント
美肌をキープするためには、お肌のターンオーバーが正しいサイクルで働いていることが大切です。
20代のターンオーバーは約28日と言われていて、30~40代の約45日と比べて早い傾向にあります。
日中受けたお肌のダメージを回復するには、成長ホルモンが必要です。この美肌とも関係する成長ホルモンは、「眠りはじめの最初の90分」でもっとも多く分泌されます。
この睡眠が深くなる最初の90分できちんと眠れていなければ、成長ホルモンの分泌が不十分になってしまい、ターンオーバーの乱れにつながります。
そうなると、肌荒れやお肌の乾燥、お肌のハリ・ツヤに関わる真皮の栄養不足などを招きます。
最初の90分をしっかりと寝るために、就寝前は自分にあった方法でリラックスしたり、寝る1時間前にお風呂に入ったりストレッチするなどして体温を上げておけば、熱の放出で体温が下がっていき、眠りのスイッチが入りやすくなります。
正しい姿勢をキープする
長い時間デスクワークなどで、脚を組んだり、背中を丸めて座り続けていると血行不良を起こす原因となります。特に猫背は、頭の重力で顔が下に引っ張られるので、顔のたるみの現認となります。
その他にも頬杖をついたり、スマホを見続けてずっと下を向いた姿勢になっていたり、無表情で過ごすのもよくありません。
20代のうちから表情筋のエクササイズを取り入れて鍛えることで、ほうれい線の解消対策をしましょう。
適度な運動を日常に取り入れる
運動不足の人は、全身の血流も悪くなってしまい、老廃物もたまりやすくなります。
そのため、運動不足はお肌のターンオーバーにとってはよくありません。
毎日が難しければ、週に1,2回でもいいので、散歩や簡単なストレッチなど、できることを取り入れて、からだを動かすようにしましょう。
20代のためのほうれい線予防のスキンケアとコスメ
スキンケアの基本は、正しい「洗顔」「保湿」「紫外線対策」、この3つです。これは、20代に限らず、全世代共通です。
特にほうれい線と関係が深いのは「紫外線」です。ちょっとした外出や、室内でも日が当たる場所にいるならば、日焼け止めをしっかり塗って、帽子や手袋、UVカット効果のあるサングラスなどでしっかりと紫外線対策をしましょう。
また、洗顔はこすり過ぎてお肌に刺激を与えるのではなく、泡で優しく包んでなでるように洗います。
そして保湿は、プチプラでもいいので、保湿化粧水を使って、しっかり保湿ケアをしましょう。
保湿をしっかりしたければ、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、プロテオグリカン、エラスチン、プラセンタなどの保湿成分が入った化粧品を選びましょう。
もし、20代の方でお肌の衰えを感じている人は、コラーゲンやエラスチンを増やす成分のナールスゲンやネオダーミル、レチノール、レチノイン酸トコフェリル、ビタミンC誘導体やAPPS(両親媒性ビタミンC誘導体)入りのアイテムを選ぶのもよいでしょう。
まとめ
20代のうちからできるほうれい線予防と対策についてご紹介しました。「バランスのよい食事」「十分な睡眠」「適度な運動」「正しい姿勢」の4つは、ほうれい線を予防するだけでなく、からだやお肌の健康を維持するためのアンチエイジングの基本でもあります。
そして、20代からほうれい線予防を意識した日常生活を過ごすこと、そしてスキンケアの基本である「正し洗顔」「正しい保湿」「紫外線対策」をしっかりしていくことで、30代以降のエイジングケア世代になっても、ほうれい線だけでなく、顔のたるみ、しわやしみ、くすみといったお肌の悩みの予防にもつながります。