酵素洗顔を上手に取り入れて角栓の悩みを解消!

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小鼻から出る角栓や、角栓が詰まったいちご鼻は、多くの方が抱える肌悩みの1つです。そんな角栓の悩みの解消には、酵素洗顔が有効です。しかし、酵素洗顔にメリットもあれば、デメリットもあります。

そこで今回は、角栓を改善する酵素洗顔についてご紹介します。

角栓を改善するための酵素洗顔とは?

角栓は、角質と皮脂が混じったもので、角質の70%程度はたんぱく質です。石けんなど界面活性剤では、皮脂は落せてもたんぱく質は落とせません。

一方、酵素洗顔の酵素の中にはたんぱく質を分解するはたらきがあり、リパーゼなど脂肪を分解するはたらきのある酵素もあります。

つまり、酵素洗顔とは、酵素が持つたんぱく質や脂肪を分解するはたらきを利用した洗顔のことです。角栓を改善する酵素洗顔とは、「角質を取る」ことでその効果を発揮する洗顔です。

皮脂の過剰分泌や角質が留まる原因が、バリア機能の低下やターンオーバーの促進ではない場合は、酵素洗顔によって遅すぎるターンオーバーが正常な方向に整うので、角栓の予防対策として酵素洗顔がおすすめです。

たとえば、ターンオーバーが遅くて肌がゴワゴワしている、もともと遺伝的な脂性肌の傾向がある、これまで無理な角栓ケアをしていない、敏感肌やインナードライ肌ではないといった場合です。

一方、無理な角栓ケアをやり続けている、インナードライ肌になってしまった、炎症のある大人ニキビができているというように、バリア機能が低下していていることでターンオーバーが促進しすぎていて、その結果、皮脂の過剰分泌を促している場合は、酵素洗顔を角栓ケアに使ってはいけません。

酵素洗顔のポイント

酵素洗顔は、やり過ぎると、角栓を取りすぎてしまうリスクがあります。

皮脂や角質を取りすぎてしまうと、バリア機能が低下して乾燥肌の原因になることもあります。

だから、まずは、週1回~2回程度の使用から始めてみて、多くても週3~4回までにとどめましょう。

そして、角栓を取り除きたいからと、ごしごし擦って洗うのは厳禁です。刺激の少なく、自分に合った酵素洗顔料を選び、十分に泡立て、やさしく洗顔しましょう。洗い流すときは、33℃~35℃程度のぬるま湯を使いましょう。

酵素洗顔をした後、いつもの化粧品やエイジングケア化粧水で刺激を感じるなどの問題がある場合は、酵素洗顔が向かないか、使う肌状態ではないということなので、使用をやめましょう。

酵素洗顔を使った後は、しっかり保湿を行いましょう。化粧水と相性のよい水溶性の保湿成分としては、ナールスゲン、コラーゲン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどがおすすめです。

油溶性の保湿成分としては、エイジングケア美容液と相性のよいセラミド、エイジングケア保湿クリームと相性のよいシアバター、ほかではオリーブオイルなど美容オイルを最後に使って保湿することもよい方法です。角栓の保湿ケアに特におすすめなのは、ヒト型セラミド配合のセラミド美容液やセラミドクリームです。

紫外線のダメージもターンオーバーやバリア機能の乱れの原因になり、角栓をひどくすることがあります。そのため、酵素洗顔と保湿を終えたら、しっかりと紫外線対策を行いましょう。

まとめ

酵素洗顔は角栓の改善のために優れた効果を発揮しますが、肌質や肌状態によってはデメリットになってしまうこともあります。

自分の肌質や肌状態をしっかり理解し、角栓やいちご鼻の改善のために上手に酵素洗顔を取り入れましょう。

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