男性必見!目立つ毛穴トラブルを改善しよう

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男性でも肌悩みがある方は多いのではないでしょうか。そんな肌悩みの中で女性より男性の方が陥りやすいトラブルに、毛穴悩みがあります。

そこで今回は、男性の毛穴悩みの原因と種類、その対策についてご紹介します。

女性より男性の毛穴が目立つ原因

男性は、皮脂の分泌に影響を与える男性ホルモンがたくさん分泌されます。

そのため、通常、男性は女性よりも、皮脂腺からの皮脂の分泌量が多いのです。また、毛穴の大きさは遺伝的に、女性よりも男性のほうが大きい傾向にあるので、Tゾーンがテカリやすく毛穴も大きくなって目立ちやすいのです。

さらに、女性は30代以降、加齢とともに皮脂が減りますが、男性はそれほど減らないので、男性の肌質は脂性肌の傾向にあり、毛穴が目立ちやすいのです。

また、男性は女性よりも洗顔やスキンケアに無頓着な人も多く、知識が乏しかったり、誤った方法を行っている場合も多くあります。さらに、毛穴が目立つ原因の1つである紫外線の対策に関しても、女性に比べ男性の方があまり気を使わない場合が多いのではないかと考えられます。

ほかにも、飲酒や喫煙の習慣がある人や、仕事が忙しく偏食になりがちだったり、ストレスをため込んだり、睡眠不足になっている人も多いと思われます。

男性に多い毛穴悩みとその対策

毛穴悩みには大きく分けて、皮脂が原因になって目立つ毛穴、肌老化が原因のたるみ毛穴、乾燥が原因で目立つ毛穴、紫外線によって目立つメラニン毛穴の4つがあります。

このうち、皮脂や角質、汚れが混ざり角栓ができてしまった詰まり毛穴、毛穴の皮脂やメイクが酸化して茶色くなった状態で角栓に詰まっている黒ずみ毛穴、皮脂の分泌量が多く毛穴が丸く開いて目立ってしまう開き毛穴の3種類がある、皮脂が原因になって目立つ毛穴が、男性には多い毛穴悩みです。

このような男性に多いタイプの毛穴悩みの対策には、洗顔が大切です。

男性で脂性肌や普通肌の場合には、洗浄力が比較的高く、しっかりと皮脂を落とせる固形の石けんがおすすめです。

一方、男性でも敏感肌、インナードライ肌、乾燥肌の場合には、皮脂の取り過ぎがかえって目立つ毛穴の原因になるので、弱酸性の洗顔料やアミノ酸系界面活性剤配合の洗顔料がおすすめです。

また、しっかりと汚れを落としながらも、肌にダメージを与えにくい正しい洗顔を心がけましょう。清潔な手でしっかり泡立て、擦りすぎや時間のかけすぎをしないように気をつけ、ぬるま湯でしっかりすすぎ、清潔なタオルで優しく拭き取りましょう。

洗顔後は、グリセリン、BGなどの基本的な保湿成分に加え、保湿力の高いアミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンなどが配合された化粧水でしっかり保湿しましょう。

毛穴の黒ずみの原因の1つでもある過剰な皮脂をコントロールしたい場合は、ビタミンC誘導体化粧水がおすすめです。さらに、男性も30代以上なら、たるみ毛穴を意識して、エイジングケア化粧水を使うことをおすすめします。

スキンケア以外にも、たるみ毛穴の予防のために、良質のたんぱく質や抗酸化作用のあるビタミンACEやポリフェノールを含む食べ物を積極的に摂る、適度な運動する、質の高い睡眠をとるといった、アンチエイジングを意識した生活を心がけることが大切です。

まとめ

今回ご紹介した毛穴悩みだけでなく、シワやシミなど、男性でもさまざまな肌悩みが起こります。

最近では、男性でも美容に関心を持っている方も増えてきましたが、毛穴悩みをはじめ、健康な肌を保つには、スキンケアの正しい知識を持ち、アンチエイジングを意識した生活を心がけることが大切です。男性も毛穴の目立たない美肌を目指しましょう。

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リパクレオンとはどんなお薬?リパクレオンとはどんなお薬?

膵外分泌機能不全(PEI)治療薬リパクレオン 膵外分泌機能不全(PEI)という病気は、膵臓の外分泌機能の低下により、膵臓から十二指腸に本来分泌される膵酵素が欠乏し、脂肪、蛋白質、炭水化物の消化吸収障害が起こった病態のことです。 PEIに伴い、脂肪便、下痢、脂肪性ビタミン欠乏症等の症状が生じ、最終的には栄養障害や体重減少が起こってしまいます。 それを改善するヴィアトリス製薬のリパクレオンのポイントについてお伝えいたします。 リパクレオンの基本情報 総称名:リパクレオン 一般名:パンクレリパーゼ 欧文一般名:Pancrelipase 製剤名:パンクレリパーゼ製剤 薬効分類名:膵消化酵素補充剤 リパクレオンには、リパクレオン顆粒300mg分包とカプセル150mgが製造承認を取得しています。 効能・効果は「膵外分泌機能不全における膵消化酵素の補充」であり、用法・用量は「1回600mgを1日3回、食直後に経口投与」です。 欧米では、PEIの治療に高力価パンクレアチン製剤による酵素補充療法を行うことが一般化しています。 リパクレオンは海外では既にドイツ、英国、米国など世界80カ国で発売されています。 リパクレオンのメリット PEIは、非代償期の慢性膵炎、膵切除、膵嚢胞線維症などが原疾患です。 従来の治療では、不足する膵酵素を補うためにパンクレアチンなどの消化酵素剤の大量投与が行われてきました。 リパクレオンのメリットは、ブタの膵臓からパンクレアチンを高度に抽出・精製した高力価製剤であり、大量投与を必要としないことです。 なぜなら、リパクレオンはパンクレアチンと比較して、単位重量あたりリパーゼで約8倍、プロテアーゼで約7倍、アミラーゼで約6倍の高い力価を有しています。 また、リパクレオンは、胃内での失活を防ぐために腸溶性コーティングがなされ、粒径も十二指腸で効果を発揮しやすいように設計されています。そのため、服用により効率的に消化・吸収を促し、栄養状態を改善することが期待できます。 リパクレオンの効果は? リパクレオンに関して、日本で実施された、非代償期の慢性膵炎または膵切除による膵外分泌機能不全患者におけるプラゼボ対照二重盲検比較試験があります。 脂肪摂取量と便中脂肪排泄量から算出される「脂肪吸収率」の投与前後の差が、プラセボに比べて有意に改善したと報告されています。 また、他の臨床試験では、膵嚢胞線維症の患者でも脂肪吸収率の改善も認められています。 こうしたことから、リパクレオンは、非代償期の慢性膵炎など、PEIを呈した患者の治療ならびにQOL向上に大いに貢献できる薬剤として期待されています。 リパクレオンで注意することは? リパクレオンは、臨床試験などでも良好な忍容性が確認されているものの、便秘、下痢、発熱、腹部膨満、高血糖などの副作用が報告されています。 国内の副作用 非代償期の慢性膵炎又は膵切除を原疾患とする膵外分泌機能不全患者 国内の臨床試験における安全性評価対象例149例中64例(43.0%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が報告された.主な副作用は,便秘7例(4.7%),下痢7例(4.7%),発熱6例(4.0%),腹部膨満5例(3.4%),高血糖5例(3.4%)でした。